神奈川県住宅供給公社が推進する、二宮団地再編プロジェクト「湘南二宮さとやま@コモン」の事業のひとつである、住宅リノベーションのモデルルームが完成しました。厚みのある無垢板の床は、材色違いや幅違い、節などを上手に取り入れて、地域材である杉の魅力を存分に味わうことができます。
この再編プロジェクトでは、団地と地域の共生関係を構築することによる地域の魅力向上に取り組んでいます。供給公社の皆さんは、通常の住宅・施設の老朽化への対応だけでなく、傾斜地を開墾し共同農園を整備しオリーヴやお茶を植えたり、二宮の古民家で音楽祭を開催するなど、地域の方々や子ども達とおおいに交流を図っています。現場事務所が立ち上がった時にはスーツで打合せをしていた所長が、だんだんと日焼けをして作業着が似合う「さとやま人」になっていく様子が、このプロジェクトの日々の取組みを表していました。