yohdesign

家族風呂こけし2013年4月18日

小田原にある、神奈川県産業技術センター工芸技術所へ打合せに行ってきました。
工芸技術所は、神奈川県の工芸産業の発展を図るため、デザイン、加工技術、
塗装の各技術分野から、ものづくり支援、研究開発、人材育成、
技術情報連携・交流に取り組む機関です。
私も家具職人をしてたころ、事あるごとに相談に行きましたが、
約十年ぶりの工芸所でも、県内の職人さんと技術指導員の方が、
頭を突き合わせる姿がありました。頼りになります。
同所の資料室には、約一万点にもおよぶ考案保護作品や伝統工芸作品が収蔵され、
県内の木工芸産業の歴史を知る貴重な場となっています。
特に小田原箱根地域では、木や漆などの天然素材を使った挽物技術や指物技術といった、
多彩な木工技術によって生活工芸品を作ってきましたが、
この資料室では、1950年代から現代に至るその変遷を年代別に見ることができます。
打合せを終えたら、はやる気持ちを押さえて資料室へ…。
私が特に好きなのは、家具もそうなのですが、1950年代初期のもの。
連合国軍占領下時代を含む、1953年までの木工品が実に楽しい。
ひとつひとつにオリジナリティがあって、作り手が作りながら考えたような、
生き生きとした創意工夫が感じられます。