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メイドインアースの無添加家具2010.10.03

化学物質を一切使わない、100%自然素材の家具をデザインしました。オーガニックコットンのブランド「メイドインアース」のオリジナルです。

メイドインアースは、100%オーガニックコットン素材を使用した専門のブランドとして、1995年に立ち上げられました。
オーガニックコットンとは、化学薬剤を一切使わずに有機栽培され、加工の段階でも化学処理をせずに作られた綿のことです。一般的な綿の栽培には、殺虫剤、除草剤、枯葉剤…と、全世界で農業に使用される有毒化学物質の26%もの量が使われています。さらに、糸や生地に加工する過程でも、漂白剤、防腐剤、柔軟剤…と、多くの化学薬剤が使われています。「天然」「自然」なイメージの綿製品ですが、実は「土・水・関わる人」に、たいへんなダメージを与えながら成り立っています。

メイドインアースは、製品のすべてに100%オーガニックコットンを使用し、綿本来の色合いや風合いを限りなく生かしながら、使い手に届けることにこだわり続けています。

このオリジナル家具には、「純オーガニックコットンの製品といっしょに、安心して使うことができる家具を作りたい!」という長年の想いが込められています。一般的な家具に使われる合板、接着剤、塗料には、揮発性の化学物質が含まれていて、移染(製品に化学物質が吸収される)の恐れがあります。純オーガニックコットンの製品を、最後まで丁寧に届けるためには、移染のない、自然素材で仕上げた家具を作る必要があると考えたのです。

木材はすべて信州産カラマツの無垢材。食品加工用のくず米からできた天然糊で組立て、メイドインアースの「まあるいせっけん」の端材を使ったソープフィニッシュで仕上げています。100%自然素材、昔から私たちの身近にある慣れ親しんだものばかりでできています。

製作は、長野県松本市の城北木材加工にお願いしました。カラマツという難しい木材の、節と木目を小気味良くあしらうセンスが素晴らしい。昔から著名なデザイナーとの仕事が多いのも頷けます。工場に併設された明るく居心地の良いショールームは、故宮脇檀さんの設計です。

この家具は、新しくオープンした吉祥寺店の什器として使われています。この後「日本の木でつくる家具プロジェクト」として展開していく予定です。

メイドインアースの無添加家具