yohdesign

blog

you are here: HOME / BLOG

椅子の模型とわっぱの仕切り

in BLOG

IMGP3894.JPG
1/5の椅子の模型を作りました。
通常の模型には、バルサという軽くて軟らかい材を使うので、
紙用のカッターでも簡単に切ることができるのですが、
今回は、木目の雰囲気と形のバランスを見るために本製作と同じ堅い材を使ったので、
ノコギリやノミを使いました。
久しぶりに出してきた道具が手入れ不行き届きということもありますが、
小さい模型材料の加工は、原寸大を作るのとは違った難しさがあります。
IMGP3901.jpg
接着剤には米糊を使いました。
子どもたちの離乳食を作っていた小さなすり鉢とすりこぎで、ごはんを練り上げます。
このネバネバ感、懐かしいです。
仕上げはソープフィニッシュ。
布おむつを手洗いしていた時に見つけた、ねば塾の固形石鹸を使いました。
赤ちゃんに使っていたものが、模型作りにも役立ちます。
模型を完成させた後、余った材料でわっぱのお弁当箱の仕切板を作りました。
洗った時に生ゴミと一緒に捨ててしまったのか、行方不明だった仕切板。
IMGP3917.JPG
水に強いカラマツ材は、きっと仕切板に向いているはず。
こんなに仕切りをいれるほど、おかずの品数はないのですが、計7枚。
毎日ゴシゴシと洗っていると、少しずつ木目の軟らかいところが削れてきて、
自然に凹凸が出てきます。三年以上使っている長女のお弁当箱の底は、
すでに目で見てわかるほどの浮造り(うづくり)になっています。
皆木工作舎の皆木さん、目の詰んだ美しいカラマツ材を提供していただき、
本当にありがとうございました。
模型は無事に提出でき、おまけにお弁当箱も生き返りました。

カテゴリー

アーカイブ

contact