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アジア女子大学JKSK奨学生が来日しました

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来日を記念したウェルカムパーティで、
今夜、5人の奨学生にようやく会えました。

2年前、夢あふれる彼女たちをイメージしてデザインした100個の募金箱は、
今にも花開こうとするつぼみのような形でしたが、
母国の衣装に身を包んだ彼女たちは、笑顔が最高にチャーミングで、
スピーチは堂々と使命感にあふれていて、もう、なんというか……。
ものすごく感動してしまいました。

2000年初めから、世界銀行、ユネスコ等の委員会で、
「東南アジア、中東の安定した、持続可能で健全な発展のためには、
一握りの男性だけに高等教育を与えるのではなく、
アジア40数カ国に存在する有能な女性たちに、
世界に通用する高等教育を与えなくてはならない」という議論が行われ、
国際社会のコンセンサスによって、2008年に開校したアジア女子大学(AUW)。

木全ミツさんが理事長を務める、認定NPO法人女子教育奨励会(JKSK)は、
日本は、アジアをはじめ、諸外国抜きには生きてはいけないこと、
また、アジアの健全な社会が維持されてはじめて
日本の社会の健全さが維持されるということを再認識し、
日本人として、また、女性のempowermentを標榜するJKSKとして、
AUW-JKSK Partnership Agreementを締結して、2009年から、
5カ国5人のAUW-JKSK奨学生に対する6年間の教育支援、日本招聘計画の実施、
生涯を通しての友好・親善関係の樹立のための活動を展開しています。

そして昨日、はじめて日本に来た彼女たち5人の奨学生は、
活動を支援する企業7社※の協力を得て、インターンシップ、研修、
文化交流、学生交流、東日本大震災被災地体験、日本人家庭滞在交流、などのため、
これから一ヶ月間、日本に滞在します。

私は、滞在中最後の週末に、「日本人家庭滞在交流」のため、
日本の植物療法の第一人者、森田敦子さんがオーガナイズする小旅行に同行します。
千葉県富津市の大きな民家に暮らすホストファミリーは、
各国の宗教上の理由などから食材の制約もある奨学生たちのために、
野菜を使った家庭料理中心に献立を考案中とのこと。

バングラディッシュ、ベトナム、スリランカ、中国青海、ネパール、
の5カ国出身の彼女たちに、それぞれの「母の味」についても聞いてみたいです。

※7社のAUW-WE基金活動支援フレンドリー企業
イオン株式会社
株式会社たちばな出版
株式会社電通
フィアットグループオートモービルズジャパン株式会社
株式会社コスモピーアール
株式会社東芝
株式会社パソナグループ

 

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