一杯の冷ご飯で作るもっちりパン
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朝日新聞の朝刊に「米粉じゃなくてご飯でパン」という見出し。
ホームベーカリー「GOPAN」の紹介記事かと思いきや、
炊いたご飯を使って、しっとり甘みのあるパンが作れるそう。
しかも、冷ましたご飯が最適と書かれています。
ふと顔を上げると、朝、子どもが残した一杯のしらすご飯が…。
さっそく作ってみました。
材料は家にあったものを、分量は朝日新聞の記事にならいました。
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北海道産小麦粉はるゆたか 200g
冷めたしらすご飯 100g
水道水 130cc
花見糖 大さじ2
ゲランドの塩 小さじ1、
よつ葉バター 10g、
白神こだま酵母ドライ 小さじ1
ホームベーカリーのケースにご飯と水を入れて、お茶漬け状にする。
他の材料を入れてスイッチオン。極簡単。
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そして三時間半後。
こんなにやる気のないパンが出てまいりました。
（白神こだま酵母ドライを、あらかじめ溶かしておくのを忘れました。
新聞記事の写真では、ふわふわに膨らんでいます。念のため。）
ヒョロヒョロと茶色く見える物体は、しらすです。
お味のほうは、ごはんのもっちり感と甘さでとても親しみやすい。
ピクルスより漬け物が合うかも、といった落ち着いた味でホッとします。
というのも私、粉ものには何となく後ろめたさがあるのです。
パン、うどん、お好み焼き、どれも大好きなのですが、
やっぱりお米を食べないと、力が出る気がしないのです。
「粉ものは3日に2食まで」と静かに心に誓っています。
ご飯が半分入ったこのパンで、気持ちが落ち付くのはそのせいですね。
きんぴらサンドを作ったら美味しそうな気がします。
